10月29日、JICA沖縄で日系研修事業の修了式が行われました。
パラナ日伯商工会議所が推薦した日系ブラジル人三世のマトバ・パウロさんがJICAを通じて、義肢装具、車椅子・リハビリ機器、CBブレース(ひざ関節装具)の開発、販売などを行う沖縄県の株式会社佐喜眞義肢で約2週間の研修に参加しました。
マトバさんは、関節障害の助けになる佐喜眞義肢オリジナル製品のCBブレースの組み立て、装着方法について研修を行いました。琉球リハビリテーションでの講義など、指定のカリキュラムを習得した後、産業まつりで来場客に対して装具の装着、説明を行うなど実践も行いました。
ビジネス展開の話では、佐喜眞代表と思案を行い、医療、健康の分野にとどまらず、その他の分野での装具利用の可能性についてアイデアを取り交わしました。
マトバさんは、ブラジルに戻った後、同製品のブラジルでの利用の普及に努めます。(出典:株式会社佐喜眞義肢サイト)
研修に参加したマトバさん(左)/沖縄の産業まつりで試着、説明を行う様子