兵庫県漁業協同組合連合会の訪問団がパラナ州を訪れ、2月9日午後、パラナ日伯商工会議所講堂で兵庫県の海苔の紹介、その輸入、現地での加工工場設置の構想についての説明が行われました。説明会には、兵庫県ブラジル事務所の山下亮所長、会議所の高村富士夫理事、西森弘志ブラジル国会議員のほか、企業家ら約30人が参加しました。
兵庫県漁業協同組合連合会の突々淳参事、多田義治顧問、のり海藻事業本部の藤澤憲二次長、中小企業診断士の中野正也さん4人が日本から訪れ、事業の説明を行いました。同連合会では5年前からブラジルの海苔の消費について調査を開始し、輸入販売、又は兵庫県から輸入した海苔を現地で加工し販売する構想を持ちます。
同日は、参加した企業家らと現地でのパートナー関係の可能性について協議し、一行は「中国製品に競合できる価格で、質の良いものを提供したい」と考えを伝えました。
翌日10日、一行はパラナ州沿岸部のパラナグア市へ移動し、説明会を開きました。